2025年8月21日
社会人になってから改めて実感するのが「お金の管理の重要性」です。毎月の給料をなんとなく使っていると、気がつけば手元にほとんど残っていない…ということはよくあります。しかし、ちょっとした工夫を積み重ねるだけで、将来の安心感は大きく変わります。ここでは初心者がまず取り組むべきお金の基本を3つ紹介します。
1. 収支を把握する
最初のステップは「お金の流れを見える化すること」です。家計簿アプリを使えば、クレジットカードや電子マネーの支出を自動で記録でき、どこにお金が消えているのかが一目瞭然になります。実際に使ってみると「コンビニや外食に予想以上に使っていた」「サブスクが重なって毎月1万円近く払っていた」と気づくケースも多いはず。まずは1か月、現状を記録するだけでも浪費に気づき、自然と使い方が整ってきます。
2. 固定費を見直す
次に効果的なのが「固定費の削減」です。スマホ代や保険料、サブスクなどは、一度契約するとそのまま払い続けがち。たとえば大手キャリアから格安SIMに変更するだけで、毎月5,000円以上の節約になる場合もあります。年間で6万円以上の差は小さくありません。保険も必要な保障に絞ればムダを削れます。固定費は一度見直すと効果が長く続くため、真っ先に取り組みたい領域です。
3. 資産運用を始める
支出が整ったら、余裕資金を「増やす仕組み」へ。銀行預金だけでは金利が低く、お金はほとんど増えません。そこで活用したいのが新NISA制度です。2024年から恒久化され、利益や配当に原則課税されないのが大きな魅力。特に「つみたて投資枠」なら、月1万円程度からでも世界分散のインデックス投資が可能で、長期で複利の効果を狙えます。20〜30代ほど時間を味方につけやすく、早く始めるほど有利です。
お金の3本柱で将来を守る
「収支管理」「固定費削減」「資産運用」の3本柱を回すだけで、お金の不安は確実に小さくなります。たとえば手取り20万円の人が生活費を15万円に抑え、残り5万円を投資に回せば、10年後の資産は大きく差がつきます。特別な裏ワザよりも、日々の習慣づくりが成果を生むポイントです。
今日からできる一歩
- 家計簿アプリを入れて1か月だけ記録
- スマホ代とサブスクを棚卸しして解約・乗り換え
- NISA口座を開設して積立設定（毎月自動）
このうち一つで構いません。小さな一歩が、将来の大きな安心につながります。今日から行動していきましょう。
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